千葉の自然干潟から人工海浜へ(4〉千葉港にて
左:千葉港入口に突き出た丸紅石油(ブタン)の鉄骨だけの埠頭。右:中央は千葉ポートパークタワー(125m)。
左:千葉ポートパークにて。泳ぎ回るラブラドル犬2頭。右:親水護岸で遊ぶ子供たち。
左:千葉港中央でも憩う数百羽のスズガモ。要クリック拡大。右:ポートタワーの前には照葉樹の並木。
(3月4日漕ぎレポ)
遊覧船がカモメをわんさかひきつれて千葉港に入っていった。そのうしろから港へ。時刻を見るとまだ14:00前。計算したら時速6km出ている! 潮流のおかげか。 だったら養老川河口までにすればよかったと思うが、その先の地図も持ってなかったし、上陸ポイントも調べていなかった(帰宅後、計算しなおしたら時速は5kmどまりだった)。
前回、夕暮れの三番瀬海浜公園のはずれでフネをたたんだ時は、手すりにひっかけたスプレースカートが風に揺れ、人影に見えたりしてビク~とした。日没後の撤収はおっかない。千葉ポートパークは絶好の階段護岸だし、まだ早いがここで切り上げることにした。
ミズクラゲをすくいあげて喜ぶ親子、泳ぎ回る犬、砂遊びする子供、釣り糸をたれる少年、ウィンドサーフィンやファルトを楽しむ大人たち。千葉港の一角の小さな水辺はちょっとしたオアシスだった。公園の管理棟に着替えをしにいく途中、若い桜並木があった。浜辺とパークタワーの間には、照葉樹(タブノキやシロダモ)の木立ちが夕日に照り映えていた。神奈川県の海岸線では人工的な照葉樹の並木をほとんど見かけないので、とても新鮮だった。海岸緑化は松でなくてもいいのかもしれない。
JR千葉駅に向うバスからは、千葉市内の街路樹の見事さに驚いた。クスノキやタブノキの巨木の並木なのだ。ほかにはケヤキ、プラタナス、ヒマラヤスギなどもあり、つかの間、街路樹ウォッチングを楽しむ。千葉は用地が広く、公園はどこもゆったりしていて緑がよく育っている。湘南は山がせまって平地が少ないせいか、低山を借景にしているせいか、あまり高木の街路樹がないなあとあらためて思った。
「土地には個性がある」とはこの日の朝日新聞で読んだ建築家安藤忠雄氏の言葉。表面的なローカルカラーが薄れても、土地の骨格は変わらない。
千葉の市街地の緑が目にしみたのは、おそらく海から出かけたせいだと思う。(おしまい)





最近のコメント