2008年2月10日 (日)

海のセリを食す

【漕ぎレポ】2月9日(土)曇り→みぞれ→弱雨、気温4℃、水温16℃、日出6:35、日入17:17、北風4m、波高0.5~1.5m、満潮6:43、干潮12:29、中潮。

コース:鎌倉由比ガ浜8:30~七里ガ浜~江ノ島~由比ガ浜12:30

 事も家庭サービスも忙しい毎日、暇を見つけては寒中、自主練習してるOさん。そんな彼にぜひjogo氏を紹介したいなあと思い、サーフ練習をお願いした。

 はいえ本日の朝の外気は2℃。だれかやめようって言い出してくれないかしらんと思いつつ、コロコロに載せた船を引いて由比ガ浜へ。陸からオレンジのジャケットに身を包んだニコニコ顔のOさんが登場し、海から後ろ向きにサーフィンしながらjogo氏のスパルタンが静々と上陸。

 はいたって穏やか。材木座のさざ波でサーフ練習ならラクチンだなと内心ほっとしてると、センセイはすかさず七里ガ浜に行こうとおっしゃる。エ~ッ!沈したくない。 

 村ケ崎を越えると、富士は雲の中。箱根駒ケ岳とその左の二子山の凹面に雪がついていた。南東の水平線と接した空がやけに赤い。

 里ガ浜沖には初心者にはほどよい波が立ち、1時間ほどサーフィン指南してもらう。jogo氏は気持ちよさそうに何度も海面をすべり、サーファーのOさんもさすがバランス感覚抜群で波打ち際までよく波に乗っていた。私は2回くらい乗れたかな。

 里ガ浜に上陸して、ハンバーガーショップで暖かい物を食べて、サーフ講習は終了。jogoさん、寒中、どうもありがとう! 仕事に向うセンセイと、あとから合流した波男さんの逗子組と別れると、鎌倉組のOさんとlarusは江ノ島を目指した。時刻は10時すぎ。

 ぎ出すと急に風が冷たくなった。腰越沖ではみぞれがチクチクとほっぺたに当り始める。干潮でむき出しになった江ノ島南東の岩礁に、背中が真っ黒でおなかが白、寒いのか、くちばしを背中につっこんだ見慣れぬ鳥が2羽。カヌーが近づくと、朱色の長いくちばしを見せて飛び去った。ミヤコドリだった。

 の南西端には釣り師の数が少なく、鳥の姿が目立った。ウミウ、コサギ、カルガモ、ほかの海ガモ、カンムリカイツブリ、トビなど。(七里ガ浜沖にもカイツブリ5羽。)

 の島西岸に上陸して、参道を抜けて江島神社へ。Oさんが大吉のおみくじを引き当てた。「失せ物」のところは何て書いてあったのかしらん。由比ガ浜に帰着すると、浜のてすりにロックしておいたドーリーが消えていたのだ。

100_6875_r1  路、七里ガ浜~稲村ケ崎にかけてよく茂っていた海藻アカモクを、少し頂戴した。腹ペコだったから、帰ったらこれご飯にかけて食べようと、それを楽しみに漕ぐ。

 12:30、湖面のような坂ノ下海岸に帰着。家まで歩くほんの5分の間にグローブを脱いでたら、すっかり手がかじかんでしまった。フネの片付けを後回しにして、お風呂であったまってからアカモク料理に突入。

  れは季節といい、色といい、形といい、風味といい、「海のセリ」だった。早春のあのほろ苦い里の野草に匹敵する食材じゃないだろうか。

100_6880_2っとゆがいてから(鮮やかな緑色に変わる)たたいて、アカモク丼(生卵があいそうなのでまんなかに落とす)、おひたし(柔らかい先のほうを使う。鰹節と醤油をかける)、味噌汁、夜には天ぷらにもしてみた。一番のおすすめはおひたしです。残ったのを天日干しにした。ぬるぬるの成分フコイダンはガンの特効薬。

 日干しといえば、干したハバノリがとにかく美味だ。これも早く採りにいかなくちゃ。

 本近海には1400種もの海藻がある。昔は食べていたが忘れ去られたもの、その薬効が科学的に研究されはじめたもの、海藻にまつわる民俗など、調べたら面白そうだ。

 

 

 

  

 

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2008年1月 3日 (木)

初漕ぎ・江ノ島詣で

【漕ぎレポ】1月2日(水)、晴れ時々曇り、11℃、北~南風2m、波高1~0.5m、日出6:50、日入16:40、干潮4:38、満潮10:52、小潮。

コース:鎌倉坂ノ下海岸12:20~江ノ島(13:40着、14:40発)~鎌倉材木座~坂ノ下16:00 航行約16㎞。

 戸神社と江島神社のどっちに行くかは、東の空一面を覆う灰色のカーテンが決めてくれた。明るい西へバウを向けることにする。稲村ケ崎を越えると絶景が広がっていた。

100_6618  手、北の方角には高尾山くらいまで見えていたのではないだろうか。丹沢の峰々と雪化粧した富士。その手前にかさなる三重の山なみ。さらに外輪山の金時山、箱根駒ケ岳から天城山脈、そして大島まで、180度首を回して何度も稜線を北から南へ、南から北へとたどった。

 やかな海面は青空を映し、相模湾は青い大気でみちみちている。今日は絶好の相模湾横断びよりだったにちがいない。

 は日本一周している外国人カヤッカーで初めてこのパノラマを見ている、と仮想してみる。ゼッタイOh, my God!とパドリングの手を止めるだろーな。見慣れた風景に初心で向き合おうと努めると、これがけっこう効果あるのです。

 きそこないのケーキにワイルドに生クリームを塗りつけたような富士山。うーん、モンブランがあるなら、モンフジもいけるんじゃないですか、パティシエの皆さん。

 里ガ浜沖では2箇所でサーファーたちが波待ちしている。そこを越えると江ノ島まではヨットも漁船もいない。パノラマ山稜を眺めながら海を独占。

 つものように江ノ島を時計周りにして島の西岸に上陸した。小さな砂浜はお正月のためにきれいに清掃されている。

 丁から参道に出て、江島神社にお参りしていくことにするが、参拝客で階段は渋滞。100_6631_r2 まったく動かなくなったので、その場でことしの誓願を念じてから、遊歩道に引き返し、島をぶらぶら歩いてひとめぐりした。

 産物屋さんや、その一角にある「世界の貝の博物館」やら、「江の島ふぉとみゅうじあむ」などなど、まったく時代の波に乗っていなくて愉快。貝の博物館ではモース(大森貝塚の発見者)が江ノ島で採集していたシャミセンガイが「モースの」と銘うって売られていた。でも福岡産。たぶん相模湾では絶滅したんだろう。

 「一遍上人の島井戸」の前で、説明書に「遊行寺」の文字をみつけて足をとめる。子供のころお墓参りにいくおばあちゃんに連れられてよく行ったお寺だ。ここ藤沢は遊行寺の門前町として栄えた。寺の宗祖、一遍上人は法然の孫弟子で時宗の開祖だが、諸国で遊行(布教)し、ここ江ノ島では島民のために井戸を掘り当てたのだそうだ。

 ムエル・コッキング苑(江ノ島植物園)前で、大道芸人のジャグリングのまわりに人垣ができていた。なんてことないジャグリングだが、人垣がさらに人を呼ぶ。

100_6637  菓子店・中村屋さんでお土産に女夫饅頭を買い、葛湯と持ってきたミカンで復路の漕ぎにそなえる。陸からわざわざ観光地江ノ島に遊びに行こうとは思わないが、手漕ぎの舟で海から行くと、原始人?の目と頭になってるせいか、すべてが新鮮で面白い。そうそう、私は縄文人であり、丸木舟で江ノ島にやってきた、と仮想して島見物するとよいでしょう。

  14:40、縄文人larusは初詣客でにぎわう島を離れた。往路は鳥がさっぱりで、アビもウミスズメもいなかった。帰路には江ノ島大橋をくぐってすぐ、スズガモが1羽(右下画像)。あのおっかない目で私を見ると、あたふたと飛び立った。そして七里ケ浜高校前あたりから稲村ケ崎手前まで、ずうっと1羽のハジロカイツブリ?がダイビングしながら泳いでいた。1度潜ると、数十メートル先の海面に顔をだす。ウもあちこちで潜水。材木座上空を25羽ほどのユリカモメが舞って、やがて逗子マリーナ前に降りた。

 日は初漕ぎだが、しっかり初沈、初泳ぎの儀式もすませた。漕ぎもどった坂ノ下海岸はす100_6647っかり凪いでいたので油断する。上陸時にサーフにひっくり返された。江島神社のお賽銭をケチッて10円にしたのもよくなかった、ような気がする。ウェアは厚手のラッシュガードと雨合羽のジャケットを着ていたが、冷たいってことはない。今、海水温は16℃くらいだろう。波乗りのお稽古ももっとしないと。

 宅後、モースの日誌『日本その日その日』(東洋文庫、平凡社)を開いて、江ノ島の実験所のことを記したあたりをぱらぱら読む。

 「(東京からの)この人力車の旅は、非常に絵画的であった。富士山の魅力に富んだ景色がしばしば見られた。かくもすべての上にそそり立つ富士は、確かに驚くべき山岳である。」

 いでに。この本は19世紀末の日本人と、その暮らしぶりや風物を、巧みなスケッチを交えて綴ったもの。一番最初に載っているスケッチは、サンフランシスコから船で横浜に到着後、乗ったはしけの櫓だ。

 「この舟というのは、細長い、不細工な代物で、フンドシだけを身につけた三人の日本人―小さな、背の低い人たちだが、恐ろしく強く、重いトランクその他の荷物を赤裸の背中にのせて、やすやすと小舟に下ろした―が、その側面から櫓をあやつるのであった。我々を海岸まではこぶ2マイルを彼らはものすごいほどの元気で漕いだ。そして、彼らは実に不思議なうなり声を立てた。お互いに調子をそろえて、ヘイ、ヘイチャ、ヘイ、ヘイチャと・・・」 

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2007年12月 1日 (土)

なぜなぜウミスズメ

100_6458100_6463左:鎌倉材木座海岸沖合にウミスズメ6羽。要クリック拡大です。このあたり、海底が見えるほどの透明度。右:小坪漁港前にはユリカモメのみ40+。帰路には200位に増えていた。

100_6473100_6470左:逗子・田越川にて。渚マリーナができ、係留されてた船が一掃。右:逗子より大崎、江ノ島を望む。砂紋が見える海底に、私の影も落ちていた。

100_6480100_6493左:菜島あたりの岩礁。ウミウがよく来ている。右:長者ケ崎の浜にて。

100_6498100_6469左:トベラの実がはじけていた。イソギク、ツワブキ開花。ネコノシタもまだ数輪咲いていた。右:逗子、渚橋。ここから葉山にかけて山の紅葉が見頃でした。

【漕ぎレポ】

12月1日(土)晴れ、15℃、北東→北西→西南西風1~2m、波高0.5m、日出6:31、日入16:29、満潮10:26、干潮16:07、小潮。

コース:鎌倉坂ノ下9:30~材木座~小坪漁港前~逗子田越川河口~森戸海岸~鐙摺海岸~一色海岸~長者ケ崎(12:30~13:30)~小坪漁港前~和賀江島~稲村ケ崎~坂ノ下15:30

 倉海岸にやってくるアビの仲間がついに10羽を越えた。29日の日暮れには、材木座で漁を終えたアビ類やカイツブリたち総勢20羽あまりが、一列になって西へ泳いでいた。

 らば、近隣のほかの海岸にもアビやカイツブリがたくさん来てるのでは、と探しに出かけたのだった。坂ノ下から長者ケ崎まで沿岸をなめるように漕いで見たが、鎌倉以外ではお目当ての種は逗子沖のウミスズメ1のみだった。

 かに特筆するなら、森戸の岸からはりだした人工の岩礁にカワセミ1と、長者ケ崎にミサゴ2(茂みで排水してたら真上から見られた。ま、ミサゴならいっか)くらいか。 

 ぜ、アビたちは一色や森戸や逗子でなく、鎌倉海岸に集まってきたのだろう。開けた浅い入江で船の出入りが少ないから?

 かし今日は、長者ケ崎から鎌倉に戻ってくると、海全体がウィンドサーファーたちのものになっていた。和賀江島のすぐそばにアビ類とおぼしき群れ10羽。カメラをかまえたら飛び立ち、逗子マリーナの南に着水したもよう。坂ノ下の沖にも遠慮がちにアビ類やカンムリカイツブリやウミスズメ。

 前中、材木座にいた6羽のウミスズメは漁はしていなかった。小さな体で一生懸命泳ぐ姿はいつ見てもかわいい。ハジロカイツブリ(ミミカイツブリ?)2羽はピュイーッと鳴きながら、アビの仲間2羽はアフーアフーと犬みたいに鳴きながら、しきりにダイビングしていた。

 の長い鳥(ウ、カンムリカイツブリ、アビ類、サギ類)は警戒心がとても強いように思う。潜水艦の潜望鏡のように、長い首をのばしてつねにあちこちを見回していて、こちらに気づくのが早い。かなりの距離があってもすぐに飛び立ってしまう。

 の点、海面にはいつくばってるような体形のウミスズメは、いたってのん気で、こちらがじっと漂っていれば、船に寄ってきさえする。

 水はまだ冷たくはなく、透明度は抜群、魚の群れなんか丸見え。紅葉も楽しめ、カヌー日和の一日だった。今度は鎌倉~江ノ島~烏帽子岩か、長者ケ崎~城ヶ島に「尋ね鳥ツアー」しようと思っている。

         

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2007年11月24日 (土)

海ガモ、続々

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(画像は夕暮れの鎌倉坂ノ下海岸。満月と3羽のカンムリカイツブリ。しきりにダイビングしていた。)

 午前10時頃、室ケ谷の田んぼに向う途中、通りかかった由比ガ浜の沖合いに、2,3種類の海ガモが数羽ずつ浮いているのが目に入った。10倍の双眼鏡では小さすぎて不明。と、坂ノ下の消波ブロックあたりからプロミナ(超望遠のスコープ)で観察されている方がいたので、カモの種類を伺ってみた。

 ウミスズメ、ウミアイサ、カンムリカイツブリで、ウミスズメは8羽も来ているとのこと。プロミナをのぞかせてくださった。

 夕方、帰宅時に再び海をのぞくと、カンムリカイツブリが坂ノ下海岸で漁をしていた。双眼鏡を通してかいまみる、寒々しい海面にポチャリと身を没するさまに、こちらの身も一瞬ひきしまった。

 多くの海ガモがやってきている。ウミスズメ杯漕ぎ、期待できそうだ。 

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2007年11月23日 (金)

野良仕事びより

104_6443104_6440左:鎌倉西部・室ケ谷の棚田でとれたお米。今年は豊作。収穫150kgの予想。右:棚田奥の山でおっきなムカゴをひろったよ! と、小さなMちゃんに案内され、急な崖をズンズン登っていくと、笹薮の中に小芋のようなムカゴがゴロゴロ。

  小春日和の週末は、室ケ谷の田んぼですごしています。この地形を生かした美しい谷戸田は、広町緑地同様、いわば「米作り博物館」。昔ながらの手作業で環境米や野菜を作っています。

  今日は、籾を干して、藁やゴミを吹き飛ばす、唐箕(とうみ)という作業を行いました。

    バチッ、ガサゴソ。山ではずっと物音がしていました。ヤマフジの実がはじけているのでした。  

  明日はサツマイモ掘りも待ってるぞ。

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2007年11月18日 (日)

野山であばれたい子、集まれ!

101_6403101_6417左:ここはころんでも痛くないぞ。秘密基地だってあるよ。今、ブルーシートの上で干してるのは大豆とソバの実だ。右:カカシのパレード。収穫が終り、役目を終えたカカシの晴れ舞台は、1本のカカシがボキ~ッと折れ、持ってた小さな男の子がエ~~ン!と泣きだして、大団円となった。

101_6401左:収穫したモチ米(9キロ)でついたお餅は5臼。からめたあんこもきな粉も大根も、この畑でとれたもの。たちまち売り切れ御免となりました。

 

  11月17日(土)、鎌倉西部にある里山・広町緑地での収穫祭が盛況のうちに終わりました。特にご年配の皆さんの行動力と知恵には脱帽です。

 山は幼児からお年寄りまであらゆる年代の人が集まって、のびのびくつろげるレアな空間。子供も大人もにこにこしてる。

 て、「広町 田んぼの会・畑の会・森の会・自然観察の会」では参加申込みを受付中だそうです。ご興味ある方は連絡先をお知らせしますので、ご一報ください。

Hiromachi2

 

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2007年11月16日 (金)

ウミスズメ初認

100_6358100_6369左:渚にユリカモメの鳥山! 右:ウミネコに混じって、中央に大きなセグロカモメ。このテトラの向こうにウミスズメ、手前にカンムリカイツブリを見たような気がして、捜索パドリングが始まる。

100_6380100_6384左:日没までシカトロしながら、カンムリカイツブリとウミスズメを探しまわる。右:遂に材木座海岸でウミスズメ確認。左手前の水鳥です。

 

   めて鎌倉海岸でウミスズメを見る。カヌーの2~3m先までやってきて、チーと鳴き声まで聞かせてくれた。この鳥も冬の渡り鳥で、葉山逗子以南では目撃報告は多く、私も荒崎、諸磯、城ヶ島などで何度も出会ったことがあるが、鎌倉海岸で遭遇したことはなかった。

 倉坂ノ下海岸からウッド艇で漕ぎ出したのは、午後2時すぎ。喫水が浅く、回転性よく(本来は足長の大男用のフネかと思う)、今日のような静水ではFRP艇と遜色ない乗り心地。浅瀬に群れ集まるユリカモメの中に、まだ夏羽のヒョットコ顔(頭が真っ黒の個体)がいた。

 波ブロックのところで見かけたような気がするウミスズメとカンムリカイツブリを確認しなくちゃと、ぐるぐる漕ぎ回った。

 没まぢかに、先日、サバを釣ったポイントに行く。鵜が4羽ほどと、小さなカイツブリ1羽とやや大きいカンムリカイツブリ1羽(やっぱりいた)がしきりにダイビングしていた。そこへユリカモメが数羽やってきて、「魚をよこせ!」といったような態度。

 、やや離れたところをスイスイ沖に向ってこちらへ泳いでくる1羽がいる。ペンギンのようなシルエット。頭と背中は黒く、ノドと胸が白い。錯覚じゃなかったんだ。至近距離、肉眼でウミスズメを確認する。ずっと沖の方に泳いでいき、夕焼けの海に溶け込んだ。

 たちは魚を追っているというより、魚が来そうなところで待っているようだった。海鳥のほか、私とスタンディング・ボードに乗った人が2人、釣り糸をたれてぐるぐる回遊していたが、だれにも当りは来なかったよう。

 時半、湖面のように静かな海をあとにした。次回は双眼鏡を忘れずに持っていこう。 

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2007年11月10日 (土)

カンムリカイツブリ到来

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鎌倉由比ガ浜海岸にて。11月9日9:00頃。

 としも中央アジアから由比ガ浜に、優美な冬の使者がやってきた。白く、すらりと伸びた首。頭頂には黒いベレー帽。夏にはこれが逆立ち、飾り羽となるので、カンムリカイツブリ。

 羽が浅瀬の波間でしきりにダイビングしていた。魚をくわえているのも見てとれた。イワシの幼魚の群れが来ているんだろう。

 年、由比ガ浜にも姿を見せ、1週間続けて観察できた年もある。昨年1月の初漕ぎでは、江ノ島から烏帽子岩までずっと、群れがダイビングしながら先行して泳いでいた。

 いうわけで、この伊達男たちを追ってのパドリングが楽しみな季節となった。

 しみといえば、今日は雨で試乗会を中止にしたが、ご近所にまたまた有望な新人を発掘した。小2のGenちゃん。なんたって、お父さんは大学探検部OBだ。先日、広町緑地で30年ぶりにばったり再会した。Genちゃん一家と漕げる暖かな海路日和が待ち遠しい。

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2007年11月 4日 (日)

よみがえった里山に遊びに来ませんか

101_6173 鎌倉の広町緑地は、数年前、20年来の開発反対運動のすえ、造成計画が反古にされ、開発をまぬがれ保全・公園化が確定した里山です。私も足繁く遊びに行っていた庭のような「わが森」は一時、かなり荒れてしまっていましたが、今、見違えるような里山に(DASH村より風情ありますよ)よみがえりつつあります。

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今日は田んぼを抜けて神戸川(ごうどがわ:腰越に注ぐアユのいる小河川)の源流部まで、沢音を聞きながら木漏れ日のさす小道を歩いてきました。沢にはキセキレイがやってきて、路傍の陽だまりにはヨメナやノギク、センダングサが美しく咲き、コナラのドングリがどっさり落ちていて、秋の里山の風情を満喫しました。

ここで11月17日(土)に収穫祭が行われます。最寄り駅は湘南モノレール西鎌倉駅です。「広町たんぼの会」からいただいた案内状を下記に添付します。私は餅つき係で飛び入り参加予定です。皆さま、ぜひ手ぶらでハイキングにお出かけください!

広町緑地で開く第2回収穫祭へのご案内

 広町緑地における私たちの田んぼ、畑作り、森の手入れ、また自然観察に関するボランティア活動に対し、ご理解をいただき、ありがとうございます。

 私たちは60ヘクタールにも及ぶ緑地内の御所谷下流域で、コメ、モチゴメ、サトイモ、サツマイモ、ダイコンなどを、無農薬・有機栽培で育て、昨秋に続き豊かな収穫を上げることができました=写真左(10月7日の稲刈り)。

 その収穫の喜びを、市民と分かち合い、ともに祝うため、11月中旬、次の収穫祭を催します。その場で収穫物を調理し、新米のおにぎり、餅つき、芋煮や焼き芋などを、実費で提供します。

 また、正月のお飾り手作りコーナー(無料)を設け、また、子どもたちの手で、田んぼに立てた案山子(案山子)のパレードも企画しています。

開催日時: 11月17日(土)(雨天順延)11:30~14:00

場  所: 広町入口広場にて

田んぼ4アール、畑10アールの実り

  田んぼは昨年1.3アールを開墾、ことしは4アール近くに増やして、田植え、稲刈りをしました。畑は10アール近くを耕作しています。

また、緑地内の観察路を常に整備するとともに、尾根筋に群落を形成しているヤマザクラが美しく咲くように、一帯のアズマネザササなどを刈りました。そうした作業の副産物である薪(たきぎ)を、収穫祭の調理に使います。

トンボ、カエル、野鳥が続々と

  それらの作業を進めるにつれ、田んぼや畑の周囲、手入れをした尾根筋に、姿を消していたフデリンドウ、タコノアシといった野草が芽生え、クロスジギンヤンマなど多種のトンボ、カエルが産卵し、カルガモ、セキレイなど数々の野鳥が集まって来ました。かつて緑地を彩った生態系の豊かさが、小規模ながら再現しつつあります。

 私たちはさらに、畑に隣接する山裾に里山(雑木林、落葉樹林)を復活する活動に、着手しました。その林の中にやがて、ヤマユリが咲き、カブトムシやクワガタが戻って来るでしょう。

こうして、生態系をさらに豊かにするとともに、高度成長に伴う社会変動の中で失われた「心のふるさと」を、次世代に残したい、と考えています。

 これらの作業は、広町田んぼの会、広町畑の会、広町森の会、広町自然観察の会が鎌倉市と協議しながら進めるとともに、里山復元や収穫祭は4つの会が共同で取り組んでいます。また、鎌倉広町の森市民協議会、鎌倉広町台峯の自然を守る会、鎌倉の自然を守る連合会などのご支援もいただいています。

秋の半日、緑豊かな緑地に足を運ばれ、その恵みをご賞味ください。

ただ、緑地付近に駐車場がないので、車での参加はご遠慮を。緑地はモノレール西鎌倉駅から歩いて7~8分で、駅の切符売り場横に地図が備えてあります。

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2007年11月 2日 (金)

あと2センチ!

100_6161100_6169左:本日の鎌倉・和賀江島。ユリカモメは飛び立ち、ウミネコだけ映っている。右:夕飯のおかずをゲット。

曇りのち弱雨。19℃、北~北東風1→0.5m、波高0.5~1m、日出6:03、日入16:46、満潮12:19、干潮17:05、小潮。

コース:鎌倉坂ノ下11:00~和賀江島~坂ノ下12:00。1度帰宅して再び坂ノ下発14:00~14:30着。

 日は曇天ながら、いい出会いのあった日。

 日前、シーカヤックを始めたいという鎌倉のサーファーOさんからメールをいただいた。鎌倉海岸から出漕するカヤッカーは少ないので、larus、この人を逃すまじと、急遽、由比ガ浜での試乗&湘南・三浦カヤック事情説明会?を開催する。

 子さんが保育園に行ってる間にということで、10時すぎ、Oさんご夫婦と坂ノ下海岸で落ち合い、ご主人のみ和賀江島までlarusと漕ぐ。和賀江島で船をチェンジして漕ぎ戻った。さすがサーフィンをされてるので、バランスとるのが上手。ノー沈だった。

 さんなら、じきに鎌倉海岸からご実家のある金沢八景まで漕いで行けちゃうでしょう。

 のいい素敵なご夫婦と、浜でお弁当を広げながらいろいろ話した後、ユリカモメがかなり来ているので釣れる予感がして、larusは晩ごはんのおかずを釣るべく、ひとりで再び漕ぎ出した。江ノ島にバウを向けたが、前方からユリカモメがどんどん由比ガ浜めざして集まってくる。稲村ケ崎の消波ブロックで休んでいたウミネコとウミウもそちらに移動し始める。

 れはやっぱりユリカモメ&ウミネコ&ウミウ魚群探知団についていくのが正解だろう。由比ガ浜中央に向ってUターン。その直後、にわかに北風が強まり、雲行きが怪しくなって、波が舷側をたたき始める。と、そのまた直後、デッキにとめた糸掛けが2cmほどズリッと動いた。かなりの引き。慎重に釣り糸をたぐりよせる。今までで一番の大物であることは確か。何が現れるか・・・ 立派なワカシだった。ひょっとしたら初のイナダか!!

 瀬ではさらに海鳥たちの饗宴が始まろうとしていたが、こんな大きなのが釣れたのでもうこれ以上の殺生はやめとこうと、即、渚に向う。だれかに見せたくて、海の写真を撮っていた外国人観光客にWon't you look at this fish?などと言ってしまうが、魚食しないのか、感動が足りないよ、君。 

 ナダには2㎝足りませんでした。38cm、600gのワカシでした。お刺身にして、お命、いただきます。感謝。

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2007年10月26日 (金)

ユリカモメ魚群探知団

100_6120100_6126左:小坪のナブラに集まるウミネコとユリカモメ。クリック拡大してください。尾羽に黒い帯がないのがユリカモメです。右:本日の長者ケ崎。

100_6131_3100_6137_5左:長者にてイソギク開花。右:明日は雨らしい。

100_6157_2100_6158_2左:鎌倉由比ガ浜沿岸で数百羽のユリカモメ乱舞。右:マサバ2尾ゲット。

【漕ぎレポ】10月25日(木)晴れ時々曇り、20℃、北東風2m、日出5:56、日入16:55、干潮10:08、満潮15:56、大潮。

コース:鎌倉坂ノ下11:30~長者ケ崎13:20-15:00~坂ノ下 17:00

 手のラッシュガードとウエットのいでたち。風に吹かれると、濡れた腕が冷えてくる。長者ケ崎までぶらぶら海上散歩した。

 い出発なので、夕まずめまで粘ることにする。ここ数日、冷え込む夜に食べたかったラーメンを長者ケ崎の食堂ですすってから、岬の先端でビーチコーミング。

 近、ビーズ・アクセサリー作りにはまっていて、毎晩、ゴマ粒にテグスを通している。浜でデザインのヒントになりそうな貝殻を探していると、アクセサリーのデザインのほとんど は自然の造形をまねているなあと思う。

 も実もすっかり終わったハマゴウに、春先のような柔らかな葉が出ていた。ハーブティー用に摘む。これはとても体が温まるのだ。それから草の上で30分ほど、うとうとっとする。だーれもいないと思っていたのに、ふと視線を感じる。トンビが杭に止まってこちらを見ていた。

 路、逗子沖で、赤羽断崖を目指すのか、4羽のウミウとすれちがう。ウミネコの中には早くもユリカモメが。冬の渡り鳥たちが南下し始めている。

 倉東端の和賀江島に戻ってくると、潮が満ちて、わずかしか海面に出ていない築港跡にカモメたちが次々に集まってくる。寄せるさざ波にはナブラ! やがて材木座から滑川河口まで、浅瀬にユリカモメたちがギャーギャーと繰り出し、バイキングの夕べが始まったのだった。これに便乗しない手はありません。

 キップバニーと弓角を沈めて漕ぎ出すと、すぐに魚信が来た。取り込むとき、釣り糸を落としてしまい逃がしかかる。あわてて糸を拾い、たぐり寄せると、口の奥に釣り針が食い込み、流血のマサバが現れた。2尾目も釣り針が容易にはずせなかった。スゴイ食いつきぶり。朝まずめより夕まずめのほうが、お魚は飢えているのだろうか。

 の相模湾。戻りガツオやサバ、ウルメイワシ、カタクチイワシなど、脂がのって美味しくなります。ほかにクロダイ、イトヨリダイ、トラギス、エボダイ、ワラサ、イセエビが旬です。

 潮とともに南方から北上してくる回遊魚の釣りシーズンは5月から11月。秋には房総沖で反転して南下する。てことは、回遊魚がいなくなった冬、海鳥たちは何を獲るのでしょうか。地魚の稚魚?

 リカモメ魚群探知団は鳥目のせいか、日が落ちて海面が暗くなってしまうと、すっかり消散していた。彼らの夕まずめは一瞬。ディナー・バイキングは超・短期決戦なのだった。 

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2007年10月20日 (土)

カタクチイワシ漂着

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 昨日の朝、波の穏やかな鎌倉由比ガ浜の渚に5~6㎝のカタクチイワシが延々、漂着していた。まだ生きてピクピクしている。それを追ってきたのか、潮目に大きなナブラが続いていた。坂ノ下の少し沖では、ウミネコやセグロカモメが集まって魚をキャッチしている。

 年配のご夫婦につられて、私もせっかくのカタクチイワシを集め始める。たちまち100匹。帰宅後、ショウガをたっぷり入れ、甘い佃煮にした。小さくても、しっかり身がついていて美味なり。

 それにしても、いったい海の中で何が起きていたのだろう。漕ぎ出していたら、大漁だったかもね。 

 海辺も、もうすっかり秋の気配が濃厚です。

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2007年9月22日 (土)

シマアジのゆりかごだった海

102_5832102_5833左:朝焼けの鎌倉海岸。右:坂ノ下で流れ藻と一緒にシマアジのコドモがヒット。16cm。

102_5846102_5841左:七里ケ浜沖の定置網で休むウミネコたち。右:三浦の山稜に日の出。つかのま、ピンクとブルーの緻密なモザイクがおりなす海面が広がる。

102_5847102_5861左:本日の江ノ島。右:島の南沖合にずっと保安庁の船が停泊。帰路には神奈川県警艇「はやかぜ」も島を一周 していた。

102_5856102_5864左:茅ヶ崎エボシ岩。潮が引きすぎて上陸できず。右:江ノ島西岸に上陸。台風 の漂着ゴミを集める人。うしろは湘南アウトリガーカヌークラブ艇。

102_5862102_5874左:江ノ島仲見世通りを散歩してから、食堂へシラス丼を食べにゆく。右:鎌倉和賀江島にチュウシャクシギ1羽(中央1番奥。ほかはウミネコ。要クリック拡大です。)

102_5890102_5902左:キアシシギ5羽もやってきた(要クリック拡大)。手前のは水浴び・羽づくろいに余念がない。右:そのうち1羽はペタリと座り、くちばしを背中につっこんで、お昼寝を始めた。このシギの体色はゴロタ石の色と保護色なんだなあと気づく。

【漕ぎレポ】

9月22日(土)晴れ、28℃、北→東→南風1~3m、波高0.5m、日出5:29、日入17:40、干潮7:26、満潮15:30、中潮。

コース:鎌倉坂ノ下5:15~江ノ島6:15~茅ヶ崎・姥島(エボシ岩)7:20-45~江ノ島上陸9:15-10:30~鎌倉・和賀江島上陸12:30-13:00~坂ノ下13:15

 毛の海だと思っていた坂ノ下海岸で、なんと高級魚シマアジの幼魚がかかった。柔らかな黄金色で、それは可愛い。直前に小さなナブラを見たので、群れでいたんだろう。リリースサイズかもしれないけど、かなり釣り針で口を傷つけたから、いただくことにした。センダンは双葉より芳し。シマアジは幼魚から旨し。うすっぺらい体に見えたが、しっかりしたコリコリの身がついていた。(今までに食べたお寿司の中で一番美味しかったのが三宅島のシマアジのお寿司だ。)

 日は朝まづめにスキップバニー(ネズミ)を使い、日が高くなってからはマウスシンカー(沈むタイプ)を使ってみたが、シマアジ以降はさっぱり。エボシ岩まで遠洋漁業?してもだめ。藤沢以西は境川と引地川の流入で、かかるのはビニールのゴミばかり。海面に浮遊する泡や小さなゴミも多く、水質もよくないが、エボシ岩の北側には10隻ほどの釣り船が集まっていた。

 路、ゴロタの和賀江島で上陸休憩していると、秋の渡り鳥であるチュウシャクシギとキアシシギがやってきた。逗子マリーナからは ウルフルズの歌、♪バンザ~イ!が鳴り響き(そのあと「おふたりを祝福で包んでください」というアナウンスがあったから、 結婚式なのだった)、島の周りにはジェットスキーがブンブン走り回っている。こんなところでも、海にわずかにでっぱった岩礁があれば、鳥たちは羽を休めていくのだ。和賀江島にはけっこう珍鳥も来ているのかもしれない。灯台もと暗し、ってやつだ。

 ギたち、日本で栄養つけて、無事に東南アジアやオセアニアまで渡れますように。

    

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2007年9月12日 (水)

道のべの尾花が下の思草

100_5686 、サイクリング中に、珍しい花を見つけた。ススキに寄生するナンバンギセル(南蛮煙管)。しかも、ものすごい数。目についたのだけ数えたら100近く。さらにススキのジャングルをかきわけてみると・・・

 

 

 

100_5672 精たちが集まっているようだ。こんな具合だから、軽く1.000個は咲いていると思われる。今までススキがあると、根元にこの花がないか探したものだが、なかなか見つからなかった。花期は夏~秋。

 

  年草でタネをとることもできる。庭先に小さな万葉ガーデンを作ろうかしらん。秋の楽しみになるだろう。

 「道のべの尾花が下の思草 今さらになどものか思はむ」万葉集にそう歌われているので別名、「思い草」。

 て、9・11だ。先日、意外な話を聞いた。ジョン・ウェイン生誕100年記念の『西部劇オンパレードin鎌倉』という催しで、『駅馬車』と『探索者』が上映され、再び、大林宣彦監督が「わが心のジョン・ウェイン」と題してトークショーを行った。

 盤、大林監督は次のような内容を語った。「スピルバーグは宇宙を舞台に西部劇を創った。しかし彼は自分の映画が同時多発テロに影響を与えたので、もうそうした映画は撮らない、身の回りの自然を撮りたいと言っている。」

 後の、自然云々のところは私の潜在的希望の入った、聞き違いかもしれない。ユダヤ人であり映画人であるスピルバーグにとって、イスラム過激派アルカイダによる世界貿易センタービル襲撃はことさらに衝撃的だったのだ。

 れから6年。ブッシュのテロ退治はまだ続く。どうなるテロ特措法。 

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2007年9月 9日 (日)

台風一過(鎌倉海岸)

101_56359月8日朝。坂ノ下海岸にて。浸食されて、1.5mほどの浜崖に。

101_563720㎝位。カワハギ? このほかに打ち上げられた魚は、ほとんど見あたらず。

101_5663ギンカクラゲ。直径1.5cm位の小さいのがあちこちに。

101_5653_2甲殻類にすっかり気に入られた子供のビーサン。

101_5643褐色の物体はホヤか?いたるところに転がっている。

101_5639アマモがけっこう打ち上げられている。鎌倉沖にも生えているのか?

101_56445㎝四方のビニール片が、とにかく多い。ウミガメが誤って飲み込む。

101_5650プラスチック容器のフタやペレット。現代の海のアク。海鳥の体内に蓄積されている。

101_5651カラスがつついたのか。青い柿の実。カラスは打ちあがったカジメの茎なんかも食べる。鳥の姿はカラス2羽ほどしか見なかった。

101_5667カジメ浜と化した坂ノ下海岸。漁師小屋も高波で浸水し、今年も被害甚大だろう。

101_5645由比ガ浜の滑川河口。ウミネコが水浴びしていた。台風の間、どこに避難していたのか。沖にはすでにサーファーがたくさん入っていた。

 

  田原に上陸した台風9号は、酒匂川の下流にかかる十文字橋の崩壊、三浦半島東岸・野比海岸沿いの国道路肩の崩落など、大きな爪あとを残した。

 風一過後の増水した中津川の堰では、カヤッカーの死亡事故が起きた。ご冥福をお祈りする。この事故が20年ほど前、知人たちが台風一過後の増水した酒匂川でまきこまれた死亡事故と驚くほど似ていることに、焦燥感をおぼえる。

         

   

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2007年9月 6日 (木)

台風9号接近(鎌倉海岸)

103_5593_39/5 7:00am 大きな波が入り始め、大勢のサーファーが繰り出していた。稲村ケ崎沖にも長い白波。浜ではすでに海の家が解体。

103_5597坂ノ下海岸の渚からかなり上のほうに、あまり見かけたことのない直径2㎝ほどの巣穴。カニ?

104_56019/6 7:20 前日よりさらに波がサイズアップ。

104_5602北東風に波頭が水煙をあげていた。

104_5606稲村ケ崎から七里ガ浜沖、江ノ島を望む。8:00頃、鎌倉海岸のかなり沖合にいたサーファーたち(流されているのではと思っていたら)の上に、パトロールのヘリが降下し、何か呼びかけていた。

104_56199/6 16:20  満潮の稲村ケ崎~七里ガ浜。魚たちはどうしている? 逗子海岸で孵化し、海に泳ぎだしたウミガメのコドモたちは?

104_5626稲村ケ崎の護岸。遊歩道もR134も水浸し。私も潮の雨に打たれる。

104_563017:00頃、坂ノ下海岸ではようやく浜への出入口が閉じられた。この海にサーファーが一人入っている。台風のたびに砂浜浸食の激しい坂ノ下海岸。ここに海の家が立たなくなって5年ほど経つ。

9/6 20:00、台風9号は石廊崎の南南西100㎞を時速15㎞で北上。中心気圧965hPa。最大風速35m。             

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2007年8月25日 (土)

いただきます

101_5505101_5509左:マイ・ネズミ。7cm、50gのフロートは、普通に漕ぐと海面近くで水しぶきをあげ、ゆっくり漕ぐと沈む。弓角(ゆみつの・疑似餌)はピンクのみ使用。右:七里ガ浜沖にて。ウミネコが数羽集まる定置網のそばを漕ぐ。

101_5513101_5515左:江ノ島南端。いつも釣り人がいっぱい。クロダイやメジナ狙いなんだろう。右:その真ん前で当たりが来た。ころころむちむちのソーダガツオ。25㎝。

101_5517101_5518左:腰越沖でイキのいいワカシがヒット。右:坂ノ下海岸帰着。いたって穏やかだが、アンドンクラゲがいるので注意!!

101_5525101_5526左:ゴカイの糞山が果てしなく続く。右:漂着していた藁細工。お盆の名残だろうか。

 方の北東風にかすかな秋の兆しを感じる。鎌倉坂ノ下海岸~江ノ島往復。漁?とトレーニング漕ぎに行く。8:30出艇、11:30帰艇。

 潮の坂ノ下海岸に降り立ち、出漕準備をしていると、前方の渚で恰幅のいい白人男性のお父さんと子供が3人。7歳くらいの一番上の男の子がボードの上に腹這いになってエ~ンエンと泣いている。瞬間、これはスパルタ・パパで、いやがる息子にサーフィンをさせ、溺れかかったんじゃないかと想像する。

 かし、膝の裏をクラゲに指され、薬を買いに行ったママの帰りを待っているところだった。薬局で調合してもらったクラゲ用の薬を持っていたので塗ってあげた。ちょっと古いので効き目は分らなかったけど。帽子もかぶらず泣き続けて水分が出てるから、冷たい麦茶などすすめていたら、日本人のママがお酢を手に戻ってきて、一家はおうちへ。

 ンドンクラゲの触手に巻きつかれたのだろう。あれはズッキンズッキンと痛い。子供ならなおさら。アンドンクラゲが出たら夏も終りだ。以前、長浜の浅瀬でアンドンクラゲの集会を見たことがある。ゆでる前のパスタが袋から散乱したみたいだった。視覚的にはまさに行灯になが~い尻尾がついていて、面白い生き物だ。そんな海辺の面白い生き物を集めた、ちょっとミロ風な作品を日本画家の堀文子さんが描いていた。

 て、漁である。今朝は寝坊して出足は遅いし、ウミネコの姿も全くない。期待せずパドリング。稲村ケ崎には次から次に小さなサーフが押し寄せ、サーファーがいい波待ちをしている。七里ガ浜に入ると、サーファーも消え、釣船もヨットもいなくて、江ノ島までの広い海原を独占状態。きょろきょろナブラ(海面に浮かんできた魚の群れ)を探していると、ウミネコが数羽やっぱりナブラを探して飛んでいるのだろう。

 ブラ、全くなし。仕方ない、定置網の周りを漕いでみようと、赤旗に近づいていくと、定置網のブイの上にウミネコたち。彼らと同じ行動をとっているようだ。魚を追っていると、ウミネコの行動パターンが少し分ってくる。釣りをすると海を見る目が変わるとjogoさんは言っていた。

 っぱりだが、とりあえず江ノ島を時計回りに回ることにする。ジェットスキーと腰越漁港にもどる漁船をかわしながら進む。いつものように島の南西端は釣竿の行列である。並んだ浮きを遠巻きに漕いでいると、当たりがくる。少し引いたり戻したりして釣り上げる。サバか?ソーダガツオとはちがうような。石が飛んでこないかちょっとシンパイしながら(磯の人たちは青物なんか狙ってないだろう)、締めて、クーラーボックスに。

 ノ島大橋をくぐり、腰越沖を通過中、2匹目が来た。ウグイス色のワカシだった。すごく元気がよくて、締めるのに時間がかかる。遠くの水平線を見ながら「ごめんよ、成仏しておくれ。しっかり食べるから」と念じながら、エラをひっぱる。が、なかなかとれない。目をむいて、あえぐように口を開けている。あんなにぴちぴちだった体が、みるみる間にぐにゃっと縮んだ。それでも死ねない。スカートは血の池。かわいそうなことをした。締め方をもっとよく教わっておくべきだった。

 りは、自分の生の裏には、いくつもの目をむいた死があったことを想起させる。この魚の命をもらう代わりに、ほかの肉は減らそう、ムダ食いはやめようと思うのだった。ギャル曽根よ、1度、釣りをして魚を締めなさい。

 ったからには美味しく食べるべし。近所の魚屋さんに釣った魚を持って名前を聞きにいく。1匹目はソーダガツオ。マンダラと呼んでいるそう。血合いが多く売れないが、刺身のほか、二つに切って、こってり煮るといいとのこと(とても美味だった)。ワカシも煮るといいと言われたが、カルパッチョにしてしっかり食べたよ。君のあのはちきれんばかりの命をもらって、がんばって生きます。

 登の旅でF隊長がこうおっしゃっていたのを思い出す。「いただきます、っていうのはごはん作ってくれた人に対して言ってるのかと思ってたけど、生き物に対してその命をいただきます、っていうことだったのよね。」

      

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2007年7月22日 (日)

鎌倉沖から鶴岡八幡宮は見えるのかツアー(3)

【7月20日漕ぎレポ続き】

100_4663100_4669左:江ノ島南東部。大伽藍のようだ。右:沖合いで、鎌倉と逗子を同時に眺める。

100_4702100_4686左:逗子大崎南側の洞窟。左上に洞窟砲台跡?あり。右:森戸・裕次郎灯台。決死のペンキ塗りが行われてた。

  しぐれを浴びながら、江ノ島を反時計周りに1周。梅雨時の大気のかなたに、烏帽子岩は見えない。すっかり凪いでいる上、平日で釣師の数も少ないので、磯