2008年1月12日 (土)

寒中、小網代ヘ

【漕ぎレポ】1月12日(土)小雨、9℃、北北東4m、波高1.5m、日出6:51、日入16:48、干潮13:22、満潮7:42、中潮。

コース:小網代湾・横堀海岸8:50~白髭神社(上陸)~小網代の森(上陸、東電道まで)~横堀海岸11:00。

 倉の新人カヤッカーOさんを誘って、わが懐かしきふるさとの小網代湾へ。なんでこんな天気の日にか?ってゆーと。Oさんはめったに休みがとれない。でも装備がやっと全部そろった、サーフィンやってるから雨中の出撃、全然OKだとおっしゃる。となったら、行くぞ~って言わなきゃ、女がすたるってもんだ。

101_6804_2   の突撃魂にこたえて現れたのがスズガモちゃんたち(左画像)。初めて小網代湾でスズガモを見ました。奥で造成が進み、すっかり様子の変わったガンダ入江の前あたりに10羽。のんびり浮遊していて、至近距離まで近づかせてくれた。ほかのカヤックも、ヨットも、釣り師の姿もない静かな湾内だったからかな。ほかにカルガモ10±。

 髭神社でことし1年の海上安全を祈願。いつものようにカンカン石をたたき、御守りと大木めおとイチョウの銀杏を買い、お賽銭もはずんだ。

 で湾の最奥、石橋をくぐり浦ノ川(右下画像)を遡上すると、小さな落ち込みになっている岩盤から101_6790_2キセキレイが高木の枝に飛び立った。隣りの枝にも逆光でよく分らないが小鳥たち。

 潟に上陸して、ジャヤナギの湿地からトトロのトンネルを抜け、鉄板道まで歩く。ツグミ(キュキュキュ)、シロハラ(ピピョピピョ)、アオジ(ジッジッ)のさえずりが聞こえた。小雨だと鳥たちの活動が活発になるような気がする。

 オサギがよく集まっている高木照葉樹に、珍しくウミウが3羽ほどとまっていた。湾中央の生簀の枠にも、アオサギ、チュウサギ、カラスと一緒にウミウ(左下画像)。3~4年前にここでよく見ていたウミウの行動とはちょっと違う。その頃はウミウが生簀にとまらないのはなぜだろうと不思議に思っていた。

  ょっとしたら、今日見たのはカワウかもしれない。最近、カワウが増えて、海にもどっと繰り出しているのだ。ウミウとカワウの判別は黄色いくちばしのつけねの形で見分けるが、遠目にはよく分らない。

 日は天気のせいか、全般に鳥たちの警戒心が弱いように感じた。寒いからエネルギー使わないようにしてるのかしらん。

101_6805   口から寄せ波がとっぷんとっぷん来る中、無事、横堀海岸に帰着。Oさんも水もしたたたるイイ男にならず上陸。海の家の軒先を借りて、あったかい軽食をとるうち、北の空の雲が切れて、丹沢がうっすら見えてきた。と、沖では小ウサギが跳ねはじめた。未練なく撤収。

 寒足熱。本日は最高の露天風呂びよりでした。そしてびっくりする賑わい。観潮荘の海洋深層水風呂から小網代湾を眺めていると、隣りに三浦・露天風呂評論家のおばさまがやってきました。

 ヶ島京急ホテル、観音崎京急ホテル、マホロバ・マインズのお風呂と比べると、観潮荘の露天風呂が広く湯量があって温かいから一番とのこと。入浴料1000円のところ、500円の割引料金で入ってるんだそう。廃止された荒井浜~城ヶ島の観光船も、お客さんが減ってどんどん値上げしたからますます乗らなくなったのよ、とのことでした。

101_6793   ヌーは道具さえ揃えばお金のかからない遊びだ。昔はあちこち行ってもお土産をほとんど買わなかった。最近はその土地で遊ばせてもらったお礼に、わずかだがお金を使ってくるようにしている。

 日も観潮荘の土産物店で自然食品、ショウガ風味のマグロの角煮を買う。だけど、これラベル見たら、鎌倉市材木座大森商店の販売品だったんですよね。偽装してほしいような、してほしくないような・・・

 

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2007年10月 7日 (日)

今ごろ来たって、君・・・

100_5997100_5982左:黒鯛込の入江。緊急時、ここからエスケープ可。公道につながる小道を発見。右:ハイメドバギの大きな株! 岩の上を這う茎の長さは1m近く。クリック拡大して、白に紫を差した小花をご覧あれ。

100_6015100_6062左:三戸海岸西ケ崎。右:黒崎にこんな看板が設置されていた。

100_6034100_6033左:初声漁港近くで。カラスウリ。右:同。鳥たちを呼ぶミズキの実。

100_6048100_6069左:黒崎にて。ワダン。以前より増えたような気がする。右:同。ソナレマツムシソウ。絶滅危急種。女王様がまだ咲き残っていた。

【漕ぎレポ】

10月6日(土) 晴れのち曇り、24℃、北東風1~3m、波高1m、日出5:39、日入17:20、干潮7:37、満潮15:11、若潮。

コース:三戸海岸10:30~黒鯛込11:10-12:30~黒崎13:45~三戸14:20。その後、陸路、初声~黒崎へ。

 い気たっぷりで出かけたら、ものの見事にフラれてしまった。

 ーファーたちを喜ばす水煙をひいたおっそろしげなサーフを遠巻きに、決死の覚悟?で三戸浜から西ケ崎、久保鼻、網代崎、荒井浜、諸磯(どこも岩礁に大きな白波が砕け散っている!)を越え、のどカラカラになって黒鯛込に到着。晩夏にその花に唾つけといたエビヅルの実を摘みにやってきたのだ。

 ころが、ない、ない、ない! どこ行った、アタシのエビヅルちゃんの実。「今ごろ来たっておそいよ、もう今はオレたちの天下さ」とススキが繁茂し穂を出し、そのかげでアタシのエビヅルちゃんの葉っぱはすっかり縮み、葉脈だけになりかかっている。あの漆黒の実は影も形も、ひからびた残滓すら見当たらない。フーム、誰かに先を越されたか。おととしは9月22日に実を採取しているから、遅いっちゃ、遅すぎた。

 を取り直して、マイガーデンを散策。快晴のもと秋の野草が百花繚乱。面子を記しておこう。ヒロハクサフジ(一番、開花)、ハマニガナ(艶やかな黄色→ハチジョウナの間違い)、コマツナギ、ハイドメハギ、ワレモコウ、ツリガネニンジン、ハマナデシコ(1輪だけ)、ハマエノコロ、リュウノウギク、ツルボ(結実)、ツユクサ、ハマカンゾウ(まだちらほら)、アキカラマツ?、ママコノシリヌグイ、ススキ、イヌタデ、ハマサルトリイバラ(青い実)、テリハノイバラ(実が橙に色づく)、トベラ(薄緑の実)。イソギクはまだまだこれから。 

 リリリ、とモズの高鳴きも静かな入江に秋の訪れを告げていた。

 路、うねりがまだ納まっていないので、遊覧船の航路付近まで沖出しして、何気に釣舟の近くをトローリングしつつ、黒崎をめざす。小網代湾口沖合いに大きな釣船が停泊していた。ほんとは黒崎から荒崎の沖合いがトロ・ポイントだと思うが(海鳥がよく集まっている)、黒崎の北側、初声港に押し寄せるサーフがハンパでなく大きいので、ここでUターン。三戸海岸南端でも、まだ時おり大きなサーフが寄せていた。この日は三戸浜から20艇くらいカヤックが出入りしていただろうか。

 を車に積んでから、上陸できなかった黒崎へ、ソナレマツムシソウを見に行く。初声で車を停め、ひんやりした林を抜け、黒崎の丘陵に登る。エビヅル同様、遅すぎる気もしたが、見事な1輪が泡立つ海を見下ろしていた。這いつくばってデジカメのシャッターを切っているとぷーんとニンニクの匂い。周りにはアサツキやヤマラッキョウがたくさん生えているのだった。

 物観察グループの活動によって、黒崎では以前にもまして、花の数が増えているように感じられる。咲いていた花々は、ボタンボウフウ、クコ、ワダン、タイアザミ、ワレモコウ、ツルボ、ハマカンゾウ、ヒガンバナ、ハチジョウナ、アカバナ、ノコンギク。初声漁港付近では、ナンテンハギ、ミズヒキ、センダングサ、ゲンンノショウコ、セイタカアワダチソウ。以下は結実: ミズキ、カラスウリ、キブシ、オナモミ、スカシユリ、ハマゴウ。

 から畑にあがる小道はツリガネニンジン・ロードとなっていた。日当たりのよいところのは白花、日陰のは紫色だ。昔はいたるところで、いろんな花々がこのように咲き乱れていたのだろう。

 より団子、で出かけましたが、四季折々、栄養の乏しい地で精いっぱい艶やかに咲く野の花を前にして、食い気もほどほどにしますとこうべを垂れたlarusでありました。しかしねえ、もうすぐムカゴの季節ですね・・・

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2007年4月 1日 (日)

春の油壺散歩

100_3693100_3696左:満開のヤマザクラ越しに干潮の小網代湾。チゴガニが早くも求愛ダンスをして、ヤマトオサガニの姿も。右:潮干狩りした。

100_3697100_3699左:森の周縁から奥までカントウタンポポが健在。右:タチツボスミレが盛り。

100_3703100_3700_1左:ノジスミレも。右:アマモの若葉。

100_3705100_3723左:本日の荒井浜。抜群の透明度。巨大なシライトイソギンチャクも見えたかも。右:油壺湾、東大臨海実験所の埠頭に設置された鉄条網つき扉。「立入り禁止」のおふれ。実験船への不法侵入よけ?シュールというか病的というか。

 ヤッカー同人誌の海上編集会議をしようということで、S子さんと小網代湾横堀海岸から漕ぎ出したが、お花見と今晩のおかず採取(野草摘み)に忙しかった。ほぼ1年ぶりに小網代の森に入る。ウグイスとコジュケイとヒキガエルがよく鳴き、スミレ、タンポポ、カラスノエンドウ、タガラシ、アケビ、キブシ、ヤマザクラなど開花。

 方より風も波もおさまり、無事、網代崎を越えて、油壺湾へ。岸辺の桜花の下をぐるりと巡る。カワセミがつつーと飛び、イソシギがエサ探し、コゲラがキツツキしていた。

 日、東京の小名木川のユリカモメの中に頭部が黒くなりかけた個体がいた。この頭巾をかぶると北に帰るのだ。小網代湾でも今時分になると、北帰行まえの大集合なのか、鳥山のように舞っていることがあるが、本日、カモメの姿はとんと見かけず。もう帰っちゃったのか。

  3月30日、鎌倉でツバメを見る。季節の歩みがとても速い。

 

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2006年12月18日 (月)

海辺の天然リース

100_2501 日は寝坊してしまい、せっかくお誘いいただいた小網代ブラザースの漕ぎ納めには不参加。13:00頃、懐かしい古巣のパドリングウルフに到着すると、クラブハウスはもぬけの殻。ブラザースは強風の中、小網代湾そとのスズメ島のあたりでサーフィンしてるとのこと。

 こで先に荒井浜CtoC艇庫にクリスマス・リースをかけにいきました。そのあと磯づたいに歩いて網代崎にのぼると、やっとる、やっとる! ブラザースが元気に白波とたわむれ、サーフィンしてるのでした。ぶるぶるっ。

 井浜に引き返す時、浜辺でノイバラの赤い実が丸く並んだ見事なリースを見つけました。上部のスイレンのような葉はハマヒルガオ。中央、対角線上に配された密集した緑の葉は、冬越しに備えたハマボッスのロゼット。右下の白い花はツルソバ(タデ属)です。近くに大群落があります。ソバ(食用のはソバ属ダッタンソバが多いらしい)の花に似ていますが、食用にはならないよう。残念。

 ドリングウルフの名倉夫妻に教えていただいたのですが、この日(12月17日)のTV番組NHK「ダーウィンが来た」はちょうど小網代の森のアカテガニ特集でした。あそこであんなにたくさん繰り出すカニたちや、幼生が脱皮する瞬間なんて見たことありません。撮影クルーの粘りに脱帽。慶応大学の岸由二先生はじめ小網代の森を守る会のサポートあっての番組かと思いました。

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2006年12月 2日 (土)

ぶらり荒井浜

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 12月2日(土)、私のサイエンス師匠のkenjiro氏とディンギー師匠のR姉、M姉におつきあいいただき、久しぶりに荒井浜へ。けれど、予定の巨大イソギンチャク(両腕広げて囲ったくらい)素潜り観察は、強い南西風のため断念。

 ず、この夏~秋に、この海で帰らぬ人となった3人の方たちの簡単なご供養を。また、ここで遊ぶすべての人を守ってもらえるよう、聖母マリアの小さなメダルを海中に投じました。

 れから、北の網代崎まで散策。三浦半島油壺周辺の海岸林は照葉樹が主体なので紅葉はあまり見られません。浜では草紅葉もいまひとつ。テリハノイバラの赤い実はいたるところに。でもこれ、「なんかいいもん落ちてないかな目線」でないと見つかりません。

 姉がサクラ貝かしら?と拾ったものは「差し歯」でした。立派なピンクの歯グキがついてます。kenjiro氏によれば、葉山しおさい博物館にはこの漂着物を収集している人がいるそうです。

 風ながら暖かな日ざしに、イソギクが見頃。ほかにコマツヨイグサ、ツルナ、ミヤコグサ、ハマダイコンも咲き残り。ハマゼリ(ニンジンの葉っぱの味)とツルナを生食してみたら、両方、生でもイケルのでした。ツルナは不思議な食感のうえ、しょっぱく、調味料も要りません。

 「ハマオモトヨトウ、知ってる?」kenjiro氏が唐突に言いました。「浜尾もと与党、ってなに? 政治家の話?」と思ってたら、植物のハマオモト(通称ハマユウ)に巣くう蛾の、きれいな幼虫のことだそうです。ハマユウの葉に穴があいてたら、そこに政治家モドキがすんでいる。

 上ではユリカモメらしき縦列が強風のなか、海面すれすれを東へ力強く飛行。ウミウもバタバタと何組か。冬の三浦らしくなってきました。

 て、散策後はkenjiroシェフの鍋が待ってました。その繊細極上の味覚はアンネ・ゾフィー・ムッターのバイオリン聴いて鍛えたのね、きっと。グラスのカンパリがなくなると、つるべ落としに日も暮れ、浜は夕闇に包まれているのでした。(画像提供:M姉)。

 

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2006年9月 5日 (火)

カヤックレースの日に

 ース会場に着いたのは受付のタイムリミット8時半を回っていた。それでも係りの人が「ちょっと待っててください」と言うから、ほっとする。だけど、まだ船を持ってきてないのに気づく。なんで肝心なものを・・・

 はレース会場のそばの入江の艇庫に置いたままだ。漕いで来るより、車で運んできたほうが早そうだ。バスに乗って駐車場まで車を取りにいく。交通渋滞でいらいらした。

 んとか船を車に積んで会場に戻り、再び受付へ。と、今度はもう受付は打ち切ったと言う。「そんなァ! さっきはイイって言われたんですよ。お願いですから参加させてください。草の根レースでしょう? いいじゃないですか。ちょっと遅刻したけど参加が許されたっていう人、これまでもこれからもゼッタイいないって言い切れます?!」と食い下がる私。

 まりの強引さに我ながら呆れて、ここで目が覚めた・・・

 見がわるい一夜だった。このほかにももう1つ夢を見ていた。バイオレンス・ホラー。どこかで夢だとわかって見ていた。

 夜の夢見がいいように、この夏のウレシイ画像で締めくくります。8月6日、油壺湾でクルーザーから予期せぬオヤツが降りてきました。格別の味でした。コバンザメの気持ちがよくわかりました。まだまだ寝苦しい夜が続きそうですが、皆さんも楽しい「夏の夜の夢」を!

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2006年8月26日 (土)

夏の輝き

Imgp0843_4Photo_20左:朝日。右:早朝のツユクサとボタンボウフウ。

Imgp0854_1Imgp0846_2左:心地よいサーマル・ウィンドを受けて。右:海女になり、シッタカ、タカラ貝、バフンウニをGET。

Imgp0864Imgp0901左:黄色はミヤコグサ。やや花期を過ぎている。白色はゲンノショウコ。今が盛り。右:ハマゴウ。早くも結実が見られた。

Imgp0885_1Imgp0890_1どちらもハマカンゾウ。諸磯では最盛期。群落が色鮮やかに夏を謳歌している。

Imgp0886Imgp0873_2左:イワダレソウ。右:センニンソウ。実が仙人の髭に似る。

Imgp0868Imgp0889左:ボタンボウフウにナナホシテントウ。右:昼寝中?のハマカンゾウ。早起き花なのに、どうしたことか。

Imgp0876Imgp0899左:海藻干し。右:トウオオバコ群落。穂の部分が50cm位。火薬を塗りつけた手持ち花火のよう。

Imgp0874Imgp0831左:ハチジョウナ。タンポポより蜜な綿毛だ。右:日没前の海へ。光線が和らいで、物の遠近感が明瞭になる。

Imgp0814Imgp0950左:小坪漁港にて。右:野の花を生けてみた。花は第2の生命を生き始める。     

   

   

 

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2006年8月25日 (金)

荒井浜海中散歩

8月25日(金)うす曇り、気温29℃。北東風2m~静穏、波高1m。大潮。干潮12:00、満潮18:10。観察時間13:00~14:00。視界4m位。

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〈上:アマモ(光合成をする海草。海水を浄化し、稚魚のユリカゴとなる)〉

 年の海開き前、荒井浜では恒例のアジモ(アマモ)切りが中止になったと聞いていた。海水浴エリアの群生は確かに少なかったから、それは英断なのだろう。まるで苗のようなの、中くらいの群生しか見られない。だが沖の岩礁近くには大群生が。長いタチアマモではないようだ。

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〈左上はクサフグとカゴカキダイ。要クリック拡大。右上はクサフグ〉

 井浜は梅雨明けに渚でクサフグの産卵が見られることで知られている。別の浜でチビクサフグを見たが、荒井浜沖では成魚が真剣な眼差しでスイスイと泳いでいた。カゴカキダイは大きいものは6cm位。じっとしていると、そのうち仲間と思ってくれるのか、近寄ってきた。海藻についた藻のようなものを食べていた。

Imgp0993Imgp0978〈 上:ソラスズメダイ〉

 番大きいのは7cmほど。沖の岩礁の周り(きわめて透明度が高い)を泳いでいた。小さい個体の群れはあちこちにいる。左画像は本日見た最大の群れ。

Imgp0983Imgp0990〈左上:カジメの森の岩壁に25cm位のアカヒトデ、右上:キビナゴの群れか〉 

 井浜沖の岩礁をぐるっと回ると、いろんな魚がカジメの中から飛び出してくる。南側には潮に乗って、大小の群れが出入り。50cmほどのスズキ?や40cm位のタイの仲間も。ハギ、チョウチョウウオ、ニシキベラ、スズメダイ。これ位しか識別できず。

Imgp1002Imgp1003〈上:タマイタダキイソギンチャクかサンゴイソギンチャクか〉

 の岩礁から浜に戻ろうとするも、水中で方向感覚わるくジグザク泳ぐ。と、本日最大の収穫に遭遇する。

 ~5個の個体の集まりのように見えた。全体で1㎡くらいの大きさ。水深3m位の岩についていた。中心部分はイエローオレンジで直径20cmほど。触手は50cmほどのように見えたが水中だと何でも大きく見えるので、30cmほどかも。

 ンゴイソギンチャクとタマイタダキイソギンチャク(先端がふくらんでいる)はハタゴイソギンチャク科で近縁。前者は本州中部から九州、後者は沖縄以南に分布する、と図鑑にはある。本州中部って伊豆半島あたりだとすると、温暖化で暖かい海の生物の北限が延びているということか。

 ちらもカクレクマノミや小エビと共生している種だが、荒井浜では何と共生してるのだろう。触手には毒針あり。

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〈左上は荒井浜のイソギンチャク、右上は昨夏奄美で撮影したクマノミがいたもの。同種か並べてみた。〉

 井浜は素潜り観察には好適地だ。当分、目が離せません。

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2006年8月24日 (木)

Cuba Libreを飲みながら

Cuba Libreを飲みながら

 日は伊勢旅でお世話になったFさん、Tさんとカヌー&スノーケルツアー。

 方、素潜り名人T君も誘いにアパートへ。寅さんよろしく、また旅に出たようだ。庭先に薄ピンクのハッカの小花が咲き乱れていたので4〜5本いただく。

 井浜、久保鼻、黒崎、諸磯で泳ぐ。海底で大きなタカラ貝の殻を見つけ、海中のタカラ貝拾いに熱中する。頭ふらふらになって帰漕したところで、ラムとライムとコーラとハッカ(スペアミントの代わり)のカクテル、キューバ・リブレをガブガブ。

 、今、貝の外套膜のようにでれ~んとマットの上に伸びている。ので本日の百花繚乱報告はまた後日。(画像はラム酒とハッカとタカラ貝)

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2006年8月23日 (水)

すたこらタコノマクラ

すたこらタコノマクラ

(本日のブログを一色海岸で素潜り観察を教えて下さったナチュラリスト大嶽隆さんに捧ぐ。)

  井浜にてCtoC艇庫メンテの合い間に素潜りのお稽古に励む。水深3mほどの海底で生きているタコノマクラを捕獲。陸上に持ち帰り、子細に観察した。

 鑑に記載されているように、生きている間はたくさん貝殻などを吸着力のある細かい足に付けている。そして10秒間に1cm位歩くのだ。動くマクラじゃタコも安眠できまい。

 嶽さん、一色ではうまく潜れなかったけれど、やっと無音の海中に出入りできるようになりました。ありがとうございました。7〜8cmのコバルトスズメ、子持ちベラほか、たくさんの魚と出会えました。

 指せ、マイヨール!

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2006年8月12日 (土)

少女たちの海

Dsc00216Dsc00225Dsc00265Dsc01233撮影者:NA&FA 三浦半島諸磯にて

上段ともにカゴカキダイ群れ。下段左より、ゴンズイ玉、クロアナゴ(各画像、クリック拡大してご覧ください)

 月6日(日)、友人家族と諸磯にてカヤックに乗ったり、スノーケリングをしたりして遊ぶ。K子さんとlarusはチョイ漕ぎ後、もっぱら磯でよもやま話をしていた。後日、愛娘のNさん(中2)、Fちゃん(小5)の撮った画像を見せてもらってビックリ。

 ざとくたくさんの種類のお魚を見つけて、対峙していたのだ。特に20匹以上のカゴカキダイの群れがいろんな角度から撮影されていた。ずーっと一緒に泳いでたんだね。きっと夢の水中写真家になれるよ。

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2006年6月13日 (火)

そのときTカメラマンは・・・

176_7637176_7631176_7635_2176_7626_2176_7625176_7624下段、左よりニシキ(ニ色)ミヤコグサ、群生ワレモコウの若葉、テリハノイバラ

  月8日(木)曇り。larusは葉山しーかやっくうみうしさんの大野代表からのお話で、「暮しの手帖」誌の取材を受けた。記事内容は団塊の世代のリタイア後の趣味としてカヤックはいかが?というような趣旨らしく、九十九島と関東でおばさんカヤッカーを撮影取材したいとのこと。

 井浜CtoCに撮影協力をお願いし、タンデムをお借りして諸磯までTカメラマンを乗せて漕いだ。車から船を降ろすところから撮影開始。通りかかったおばあちゃんが、「おにいちゃん、オンナの子(中高年の!)にあんなこと独りでやらせて。手伝ってあげなさい!」

 にいちゃんことTカメラマンは、その日、決死のダイブが待ってるとは予想だにしてなかっただろう。真っ白なハマボッスと黄金色のミヤコグサがカーペット状に咲き敷いている浜諸磯に上陸したあと、larusの大好きなウメボシイソギンチャク群生を見せてあげようと、諸磯の生簀のある岩礁に上がった。

 日のアンズ飴みたいなイソギンチャクにぎょっとしたのか、Tカメラマンは手元からつるっとレンズを海中に落としてしまった。レンズはプクプクプク~と小さな泡を出して海底へ。私は日本男児が決死の覚悟でダイブするのを生まれて初めて見た~! 3回目のトライでレンズを手にして水面に浮かび上がったTカメラマンであった。

 の後、自艇で荒井浜の遊覧船の桟橋の前を行ったり来たり漕いで撮影。私が(できもしないのに)「ロールしましょうか?」と言うと、「そんなエクストリームなのは要りません。」ヨカッタ。記事は7月25日発売の23号に掲載予定。カヤッカーのみなさん、買ってあげてください。

 、この日のlarusのシャツは、2006年サッカーワールド杯開催を祝して、2002年日韓大会でスタジアムボランティアした時のユニフォームです。というか、朝、ラッシュガードを着たらあまりにムキムキになってるのに、我ながらぎょっとして放棄したのだ。

 日の日豪戦敗北のショックからまだ立ち直れません。あのパワープレーに、世界に伍してやっていくには、やはり日本人はもっと体作らないと、ムキムキにならないといけないんじゃ。チェコ・アメリカ戦では代表復帰して活躍するネドベド選手の姿をたっぷり見ることができた。大好きな選手だ。ピエロのような風貌、走ることをいとわぬ仕事っぷり。たてがみをなびかせ草原を縦横に疾走する野馬のよう。昨年の欧州チャンピオンズリーグ準決勝で流したユベントスの彼の涙を今も覚えてる。

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2006年5月28日 (日)

小網代湾内、ガンダ入江奥の異変

 日、再び、舟で荒井浜~小網代湾~久保鼻~諸磯~荒井浜周遊。驚いたことに小網代湾干潟の手前を左に分けたガンダ入江の奥で(人間魚雷の格納洞窟のある所)、新緑の森の中に忽然と茶色の造成地が! 先週の木曜日に漕いだ時には全く気づかなかった。タンデムのスターンマンだったからか。目を疑った。砂上の楼閣、入江の幻覚? なんだ、あれは?! 畑?住宅?別荘? 小網代の森は県の買い入れ・保全が決まったが、ガンダ入江奥はそのゾーン外なのか。それにしたって、あんなに緑したたる森だったのに。残念ながらカメラのバッテリー切れで画像なし。

 潮で、はや放仔の日なのか、アカテガニが森の中、白髭神社、アシ原のあたりにかなり繰り出していた。甲長3センチくらいの黒っぽいのも干潟奥の石橋の下にうじゃうじゃ。

 て、海上散歩のあと、13:00より毎年恒例の荒井浜での三浦道寸祭り、笠懸見物。人馬一体の妙技に、美しい装束、健気な馬と、大好きな行事です。午前中、雨だったせいかギャラリーはきわめて少なし。

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 日、一緒に漕いでくださったのは女性草分けカヌーイストFさん。ン十年前の東京ファルトボートクラブでの駿河湾横断や東京湾横断(金谷~伊東)などのお話を伺う。駿河湾の時は15人で漁船の伴走船をつけて(チャーター料15万円)、浜岡から伊豆半島をめざすも、石廊崎手前で断念、漁船で松崎港へ。取材のヘリが海上、同心円の波を起こして大変だったそう。長良川河口堰反対運動の頃、地元C新聞はこれを一切報道しなかった上、「女性の取材対象年齢四十歳まで」と言ったとか。カヌーイスト必読のイギリス人作家本は「ボートの3人男」「海の波(byコーニッシュ)」「カワウソと暮らす」よ、とのこと。さすがに面白い話をたくさん伺えたのでした。

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2006年5月26日 (金)

アサリは大移動してるらしい

175_7577175_7575_1175_7583175_7586175_7578175_7580175_7587175_7590175_7594上段:網代崎で繁茂するアマモ、小網代湾南岸で進む造成、ミズキの実と小網代湾奥の干潟。中段:ホソウミニナとチゴガニ(要クリック拡大!)、潮干狩り、ハマヒルガオ。下段:ミヤコグサ、ハマエンドウ、ハマボッスとアオスジアゲハ。

5月25日(木)。晴れ、気温21℃、水温22℃。北東~南風1~5m。干潮9:34、満潮16:12。中潮。荒井浜~小網代湾干潟~久保鼻~荒井浜。

 南アルプス最南端、光岳(てかりだけ・2591m)小屋の愉快な名物管理人さん、Hさんを誘って、タンデムで小網代散歩。

 純白のミズキの花はもう青い小さな実に姿を変えていたが、小網代湾の初夏を満喫する。心なしか、チゴガニは例年より大きく感じられ、桑の実とサクランボも豊作、ノイバラも咲き誇っている。干潟にはチュウシャクシギとキアシシギが3~4羽ずつ渡ってきて、エサをついばんでいた。

 イギリス海岸そばでは真っ黒に日焼けしたおばあさんが潮干狩り。草取り用の小さな釜で砂をさくさくとこそげ取って、1~1.5センチほどのアサリを採っていた。小さいけれど、この時期のは身が詰まっていて美味しいのだそう。このへんで生まれたコドモのアサリはだんだん沖のほうへ行ってしまうとのこと。

 小網代湾南岸のリゾートマンション、メビウスの隣接地も造成が進んでいる。

 湾中央の浮き桟橋にウミネコ若鳥たち。コサギ、アオサギの姿はなし。

 湾の北に隣接する久保鼻で食事休憩。山吹色のミヤコグサ、純白のハマボッス、赤紫のハマエンドウも花期は長いが、初夏の今時分が一番艶やかで美しい。小花を眺めながら、Hさんとよも山話に花を咲かせる。

 光岳小屋に1週間お世話になった時には、高山植物の細密画を描いていたのだが、絵を見るとその時の天気や空気や温度や出会った登山者のことがよく思い出される。最近は撮影しかしないから、味気ない散策をしてるのかもしれない。たまにはお絵描きしよう。

 この浜名物のスッポンポンおじさんが着衣で現れ、それはそれで驚く。西ケ崎に近い彼の仮設住宅が拡充されてるようだ。

 南風がだんだん上げてきたが、午後2時すぎ、無事、荒井浜帰着。期待していたウミスズメの団体さんや、アジサシの求愛給餌は見られず。今、初夏の渡りのピークなのだけど。次回に期待。

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2006年3月17日 (金)

1年中咲いているアネモネ

_137_010_6_022_4左からミドリイソギンチャク(要クリック拡大、小網代湾)、ウメボシイソギンチャク(久保鼻)、クロガネイソギンチャク(黒鯛込)

 春の花、アネモネに寄せて、海のアネモネたちの画像を探してみました。sea anemoneはイソギンチャクの英名。海のアネモネは1年中、潮が満ちてくれば咲いています。 口のところがアネモネの花芯に似ていますよね。

 っときlarusはイソギンチャク探しに明け暮れていました。たぶん三浦半島でも一番個体数が多いのはヨロイイソギンチャク。干潮時に触手をしまいこんで、ヨロイのつもりの砂粒をつけた姿は、駅のプラットフォームにはりついたガムです。

 によく見かけるのが緑にオレンジの筋が入ったネクタイ柄のタテジマイソギンチャク。ダンディと呼んでいます。入り江の奥に多い。相互依存してるのか、カキ礁と仲良しのような気がします。

 礁の先端や潮の流れが速いところを好むのはウメボシイソギンチャク。久保鼻の群生はウメボシ団地と呼んでいます。あの浜にTVロケでよいこの濱口クンが潜りに来た時には食われちゃうのではないかハラハラしました。イソギンチャクを食べている地方もあるようです。諸磯の生簀のある岩礁にもたくさんついています.。干潮時のなまめかしいお姿はウメボシというより、縁日の杏飴。

 度、ウメボシを飼育してみようと岩礁からはがしてうちに持って返りました。水槽に入れ海水を注いだとたん、口からポコッとコドモが誕生。親はなかなか味にうるさく、何をやってもじきに吐き出してしまいます。日に日に顔色が悪くなっていくので海に返しました。ウメボシたちは潮が満ちプランクトンのごちそうスープがやってくると、それはうれしそうです。触手をゆらゆらと広げダンスをしているかのよう。

 ドリイソギンチャク(画像左)はパステルカラーのピンクと緑のグラデが美しいもっとも繊細な色合いですが、横堀海岸付近で一度しか見たことがありません。再び見に行った時には行方不明。どこ行っちゃったんだろう。クロガネ(画像右)はおしゃれなクリーム色。かなり色のバリエーションがある種のようです。泥の中にアンカーのような足を伸ばしています。これも黒鯛込で一期一会。

 年はちょっと別のエリアで海のアネモネ探しをしてみます。

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2006年2月16日 (木)

消えゆく緑

_052_3_015_5_035_5左から、小網代湾横堀海岸隣りのマンション、諸磯の墓地、初声の広大な造成地

 浦半島南西部の海岸線の良さは、入り組んだ地形と緑と人工物の少なさかと思います。昨年、小網代湾の南東岸ににょっきり頭を出したリゾートマンション、メビウスにはがっかりしました。この緑濃い岸辺をひそかに「熊野川のほとり」と呼んでましたから。

 月11日、このマンションの先から横堀海岸に船を下ろしたのですが、さらにビックリ。マンションの南隣りも樹木を伐採、つるつるに造成されていたのです。画像の建物の向かって右側の緑が一段と削れた状態です。この日、内陸部、初声の広大な畑も造成されているのに遭遇しまたまたビックリ。そんなに住宅が売れるのでしょうか。引退した団塊の世代がごそっと移住してくるのか。

 浦市の経済基盤を支えるのは農業、漁業、観光産業ですが、遠洋漁業は海洋資源の減少や魚価の低迷で不振。観光客も観光収入も減り続けています。そこで市は風力発電施設や「小網代の森」(関東・東海地方で唯一の集水域生態系。昨年、神奈川県はこの森の買入れに10億円を計上)を有効活用して観光の付加価値を高めようとしているようです。でも小網代の森さえ保全できれば、ほかの緑地の造成はおかまいなしなのでしょうか。

 隣りの横須賀市や葉山・逗子では、地域の自然・歴史・文化などの資源を発掘し活用、継承しようという活動が、「エコミュージアム」という名のもと、行われています。三浦市ではあまり聞きません。考古学研究(縄文遺跡など)や生物学研究(東大臨海実験所)の礎を築いた地であり、三浦氏の歴史遺跡も多いのに、博物館のひとつもありません。

 月の三浦道寸祭りのメインイベント、笠懸は素晴らしいのに集客が少なすぎます。レトロな三崎の町並みはタイムスリップしたように面白いのに宣伝もされてません。博物館とはいわないまでも、ビジターセンターのようなものを作って、もっといろんな分野の見どころを宣伝したらいいのに。そしてこれ以上自然には手をつけないでほしいものです。

 ヤッカーはあまりお金を落とさないから地域で相手にされないといわれてる由。larusとしてはこれまで以上に夏には三浦のスイカとメロンを、冬には三浦ダイコンを買って帰り、ちょくちょくホテルのお風呂に入り、海の家で食事をすることをお約束します。(三浦市商工観光課の統計によれば、平成15年の観光客総数は約479万人。4年間に50万人減。一人当たり平均消費額2,194円)

 

 

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2006年2月15日 (水)

山屋さんが海にやって来ると

_007_025_9_029_3左より、小網代湾干潟で出会った自作アウトリガー・カヤック、人間ジュークボックス、黒崎の鼻にて登頂ルート開拓

【2月11~12日漕ぎレポ続き】

 月11日は久保鼻(小網代湾西隣りの浜)にてキャンプ。道具はあらかじめ浜を上がった畑の脇に車ごとデポしておいた。なお、畑の周辺にはゴミの不法投棄が多いので、薪はそこから調達可です。

 回のバディEさんが食当および余興も担当。山屋文化がうかがいしれる替え歌がエンドレスに続く。プログラムより少々。「ひと夏の経験」・・・♪あなたに女の子のいちばん重たい荷物あげるわ~ 「待つわ」・・・♪わたし巻くわ~ いつまでも巻くわ(巻く=滝を直登せず迂回すること) 

 方、コジュケイがチョットコイ、チョットコイと縄張り宣言。トビが上空で大集合。前日、小網代の森ではジャッジャッというウグイスの地鳴きを聞いた。今年は三浦半島の里に渡ってくるはずの冬鳥が少ない(北で餌が豊富なのかもしれないとのこと)と言われているが、確かに畑でも森でもツグミに出会わない。前夜の寝不足で19:30にはシュラフに包まる。

 けて2月12日は南西風の前日とうって変わり、北東風の寒い一日。 7:00沖合い海面すれすれを真っ白なユリカモメの群れが北へ。スズメ岩にはウミウがびっしり。風が少し落ちるのを待って出漕、黒崎の鼻へ。あちこちの岩壁にとりつくEさん。黒崎離岸直前、白いものが舞いはじめ、三戸浜沖では横なぶりの雪となった。油壺湾、諸磯湾と巡って13:30すぎ荒井浜上陸。観潮荘の海洋深層水露天風呂で温まり小網代を後にする。

 

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2006年2月14日 (火)

小網代の森の椿事

_004_5_002_4_005_13左より、通称「トトロのトンネル」、クンシラン、干潟のアライグマ足跡

 2月11日~12日、小網代キャンプツアー。昔のファルト仲間で沢登りの師匠であるEさんが小網代の森の流れ込みを見たいとおっしゃるので案内することに。荒井浜出漕の予定だったが、やや兎が跳んでいるので小網代湾内横堀海岸から漕ぎ出し湾奥へ。

 オサギが湾入口に近い樹林に営巣地を移したようだ。ガンダ入江で漁師さんが「今日は沖に出られないから」と錨のような道具でワカメを引っかけて採っている。干潟に張り出したミズキの小枝はまだ灰色。相変わらず干潟には真新しいアライグマの足跡が点々。森の源流部へ。

 「崩れ危険」の看板のあたりで、後ろからMTBにまたがった小学3年生くらいの少年がやってきて「この道を行ったらどこに出るの?」 細くぬかるんでいるからすぐ引き返してくるだろうと思ったが、時おりキーキーというブレーキ音と、叫び声をあげながらずんずん行ってしまう。東電道の手前で自転車を乗り捨てていた。「オ~イ」と探しているとひょっこり現れ、少し一緒に歩くが、やがて引き返していった。

 て、Eさんに山スキーのお仲間がある山を滑り降りてきたらシカ駆除の猟銃会の人たちに囲まれ「撃たないでくれ~、オレは人間だ~!」と叫んだという話を聞いた直後のこと。小網代の森の源流部最奥、法務局の近くで、目の前にオレンジ色のベストに鉄砲を抱えた猟銃会の男性が現れたのだった。小網代の森で猟ができるのか?!上の畑で駆除してるのは知っていたが。

 らに復路、「崖崩れ危険」の近くで樹林の斜面の大岩に人がよじ登っている。死体が発見されたとのことで警察が捜索に当たっているのだった。当面、森に独りで入るのはやめたほうがよさそうです。みなさん、気をつけてくださいね。

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2005年12月30日 (金)

寒さ、こらえてます

【海辺の植物 ②ミズキ】

 四季のうつろいが好きだ。冬が好きだ。でも君がいなかったら、これほど冬を愛せただろうか。その表情豊かなドラマティックな一年。ミズキの四季。

_005_9   、小網代の森をゆく。寒くなればなるほど、木々は葉を落とし、うっそうとしていた森が明るくなってゆく。足もとには君が敷いてくれたふかふかのじゅうたん。やがて寒さがピークになると、君の指先はこらえかねたかのように赤紫に色づく。(左画像クリックして拡大してみてください。上からクワ、ミズキ、ヤマハゼ、キブシ)

_010_1   。これが正真正銘の「萌え」。君はなんて叫んでるんだい?あの堅い無機質のような冬芽から柔らかな有機体がほころぶのを見るのは、桜の開花より楽しみかもしれないよ。カリフラワーのような花のつぼみがもうちゃーんと揃っているね。

_026_025_6  月初旬、小網代湾に漕ぎ入ったら、必ずウグイスのさえずりを聞きながら君の木陰で休ませてもらう。花の命は短くて・・・ 

_012_1  けど青い実が漆黒に熟し、鳥たちのごちそうとなるまでにはたっぷり4ケ月はかかる。すべてが暗示的だ。

 木は移動できない生命体。何十年もひとところにいる。それゆえか、幾星霜にわたる意識を秘め、寡黙にして雄弁であるように感じられる。

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2005年12月24日 (土)

Merry Christmas & Happy Safe Paddling!

_025_5 海辺の贈り物で作ったリースです。larusのクリスチャン・ネームはChristina。帝政ロシアに実在した殉教者で船乗りの守護聖人として伝えられています。来たる1年の、船の航行に携わるすべての方の旅の安全を守護聖人を通じてお祈りしております!

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2005年12月23日 (金)

冬の海辺の贈り物(荒井浜)

12月23日(金)晴れ、気温8℃、西南西風5~7m、波高2.5m、日出6:47、日没16:33、満潮9:55、干潮16:03、小潮】

_003_6  船の修理をしていただくため、古巣の荒井浜艇庫CtoCにCobaltnitaを置きにゆく。カートップできるようになって自由を手に入れた代わりに、揚げ降ろしの際、船をあちこちにぶつけかなりキズをつけた。さらにきつくタイダウンしすぎたせいか、ハルとデッキの接合部に10cmほどの亀裂が入ってしまったのだ。

  ョアラインからこの船に乗り換えた時、早速、小網代湾口の網代崎で波風が立ち、この船の乗り味を知らされた。向い波にたじろがず海面に張り付いたように進み、追い波にも回されない。そういう心強い相棒。

_013_1  は言え、今日は終日強風。沖つ白波。ウサギが跳ねる跳ねる。浜では朱色のアロエの花が幾房もすくと天を向いていた。渚にたくさん打ち上げられた紅藻の合間には、アマモの若芽や稚魚、何かの卵も。

_021_4  北の胴網海岸のほうに歩くと、磯の岩盤には緑のじゅうたんが敷かれ、乾いた草地ではクリスマス・リースにうってつけのオーナメントがそこここに色づいていた(画像右の真紅の実はテリハノイバラ、下中央のピンクはマサキ、左上のエンジ色はヘクソカヅラ。花がクサイ)。

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